「スタインウェイのピアノ」って、どんなピアノ?
2025年8月10日 教室関連

ピアノのメーカーといったら、どういった名前が思いつくでしょうか。
国産メーカーですと、ヤマハやカワイが浮かぶ人も多いかと思います。もちろんどちらも素晴らしいメーカーですし、ヤマハに至っては国内はだけでなくなんと世界でもトップのシェアを誇ります。
他にも世界の有名メーカーですと、ベーゼンドルファー(オーストリア)、ベヒシュタイン(ドイツ)、ファツィオリ(イタリア)などがあります。
じゃあ世界で一番のピアノのメーカーは?
ピアノに馴染みがないとパッと出てこないかもしれませんが、世界一と言われているピアノこそ、スタジオミトーで生徒の皆さまのレッスン用に使っていただいているピアノ、「スタインウェイ(正式名称:スタインウェイ&サンズ)」のピアノなんです。
車に例えて、「ピアノ界のフェラーリ」なんて呼び方もされたりします。
1. スタインウェイの歴史と品質
スタインウェイ&サンズは、1853年にドイツ人移民のヘンリー・スタインウェイにより、ニューヨークはマンハッタンに設立されました。創業当初から、ヘンリー・スタインウェイは「ピアノの革新」と「完璧な音楽体験の追求」を理念としてピアノ作りを続けてきました。
原料となる木材は原木の時点で最高水準のものを揃え、加工されて「木材」になるまでの各工程でも、規定された水分含有量に沿っているか、曲がりがないかなど厳しく品質が管理されます。
加えてピアノの形状や工法において現代のピアノの基礎となる特許・技術を多く開発してきました。脈々と継承された確かな技術と熟練の職人たちによる手作業で、ピアノ一台あたりほぼ一年かけて仕上げられています。
この素材へのこだわりと職人技によってスタインウェイのピアノは音楽家にとって理想的な楽器でありつづけ、今日ではプロのピアニストの98%に選ばれる、まさに世界一のピアノと言えるピアノなんです。
2. スタインウェイの特徴
1.音色
スタインウェイの特徴は、なんといってもその豊かで伸びが良い音色です。強固な構造を持ち音がよく響くだけでなく、高音域はクリアな、低音・中音域はダイナミックな音色を持ちます。初めてピアノを習う子供や大人にもわかりやすく、弾く楽しさを実感できます。
2.秀でたタッチ感
鍵盤のタッチが非常に滑らかで反応が良く、指先の感覚がしっかり伝わります。特にプロのピアニストは、自分専用に調律されたスタインウェイを使うことで、まさに自分とピアノが一体になったような演奏を行います。
簡単にご紹介しましたが、この他にも、数えきれないこだわりが詰め込まれたピアノです。
スタインウェイのピアノが弾けます。
スタジオミトーでは、スタインウェイのピアノを生徒の皆さまに弾いてレッスンしていただいています。
「ちょっと子供の習い事には贅沢かも?」「うちの子、音大を目指すわけじゃないのに」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
スタインウェイのピアノは、初心者であっても手や指の繊細な動きを自然に身に付けやすい設計です。手指や腕がしっかりと鍛えられることで、脳や体の発達を大いに助けます。
また、小さいうちは習い事の一つでも、進路を考える段階になったときに音大や音大の附属高校に挑戦したい、というお子様もいらっしゃいます。
スタインウェイはコンクールや検定、コンサートホールでも使用されるピアノです。コンクールや試験のなどには緊張がつきものですが、普段と同じピアノ、と思うだけでどこかリラックスできます。
小さいうちは生徒さまの成長を助け、そのあとは将来の選択を助けることができるスタインウェイのピアノは、習い事のピアノとしても最高のピアノだと私は思います。
ピアノ教室は数あれど、スタインウェイを置いているお教室、そして生徒さまがスタインウェイを弾けるお教室は、実は全国でもほとんどありません。
講師はスタインウェイ、生徒さまは違うメーカー、というパターンが多いのです。スタジオミトーでも、お問合せの際に「スタインウェイを弾けますか?」というご質問を多くいただきます。
ちなみにスタジオミトーでは、スタインウェイのピアノの他に、レッスン用にヤマハのグランドピアノも完備しています。
(その他の設備はこちらからご覧いただけます。)
このヤマハのピアノ、演奏した曲だけでなく、キーの深さやペダルの踏み込みも記録することができるんです!
自分では気づかない癖が見つかったり、講師から見たらもっとよくできる細かな点の指導の時にも大活躍してくれています。
今日はどういうふうにレッスンを進めていきたいか、今頑張りたいことは何か、いろいろな希望があると思います。ご要望やご状況に合わせて、ヤマハのピアノでのレッスンも承っておりますので、ぜひお話をお聞かせくださいね🎵






