ピアノ検定の種類と特徴|身近な目標でレベルアップ!

2025年10月8日 教室関連

前回からの記事の続き、検定の種類をご紹介いたします。

ピアノ検定の種類と特徴!演奏+理論力アップにも!

1.ピティナ・ピアノステップ
ピティナ・ピアノコンクールと同じく、ピティナが主催している検定です。
幼児向けの、ほぼ片手の演奏から参加できるものから23段階のレベルに分けられ、ソロとアンサンブルの両方で参加できます。 スタジオミトーで多くの生徒さまが受験しているソロは、近年ではピティナ・ピアノコンペティション課題曲を含めた全ての曲の中から2曲(または1曲でも可)で参加できます。
履歴書にも書ける資格なのですが、合格難易度は低く、基本的に全員合格できます。
誰でも受験できるため参加者は幼児〜成人まで幅広い年齢層で、継続的に取り組めばしっかりと実力がつきます。
毎月(地域によっては月に複数回)実施されているため年に何回でも受験可能です。また受験5回ごとに「継続表彰」があり、受験の際に提出できる「継続表彰証明書」発行サービスを行っているなど、お子さまのモチベーションを上げる工夫が満載の検定です。
その他、ピティナ・ピアノステップは、「フリーステップ」という、決められた時間の中で、好きな曲を弾いて評価されるという柔軟な検定もあります。フリーステップは3段階の評価があり、学校の伴奏曲で受験する参加者の方や、試験前の音大生も参加するなど、ピティナの検定は参加することで多くの方の演奏に触れられる素晴らしい機会になります。
2. 音楽技能検定(日本音楽協会)
日本音楽協会が実施する音楽の実技と学科(楽典、ソルフェージュ)を学べる試験です。8級から1級まであり、ピアノだと、実技(課題曲演奏)に加えて、楽典、聴音、リズム・視唱、初見視奏などの知識を評価します。この検定は、個人の成長を絶対評価で確認でき、コンクールの順位とは異なり、実力を客観的に測定することができます。
3. ピアノ検定(日本音楽能力検定協会)
一般社団法人日本音楽能力検定協会が開催する検定で、ピアノ以外にも「ボーカル検定」「ギター検定」などの楽器に関する検定から、「楽譜読み書き(ソルフェージュ)検定」などの基礎的な知識を測る検定まで、音楽に関するさまざまな資格を提供しています。初心者からエキスパートを目指す方、小中学生など、個人のレベルに合わせて受験できます。
最大の特徴は、すべてオンラインで受験でき、希望日での受験が可能な点です。実技はスマホなどで撮影した動画を使用して行います。まさに「イマドキ」な検定ですね。
4. ピアノグレード検定(ヤマハ)
ヤマハグレードは、ヤマハ音楽教室が行うピアノの検定試験です。ピアノの技術だけでなく、音楽理論や即興演奏、耳のトレーニングなども含まれており、総合的な音楽能力を測定します。ヤマハ音楽教室の生徒さまだけでなく、一般の生徒さまも参加でき、音楽的な幅広いスキルを評価されるため、ピアノ学習の目安として役立ちます。

4つの検定を紹介しましたが、この中でおすすめなのは、ピティナ・ピアノステップです。
演奏のみで参加でき、学校で表彰もしてもらえるので、子供にとっては実力をつけながら誇らしい経験がたくさんできる検定であることと、知名度が高いことが大きなポイントです。

いかがでしたでしょうか。今回は有名なコンクールや検定に絞ってご紹介しましたが、この他にも、たくさんのコンクール/検定が開催されています。
もし、こちらに記載がないものであっても、ご興味のあるコンクール/検定があればお気軽にご相談くださいね! 良い結果を残せるよう、一緒に頑張りましょう!

教室訪問にいらっしゃいませんか?

教室訪問に
いらっしゃいませんか?

「無料体験レッスン」というとなんだか味気ないような感じがして、このネーミングにしました。

知り合いの家に遊びに行くような、そんな和んだ気持ちでおいでいただき、ここでピアノを弾いてみたいなぁと思っていただけたら嬉しいです。
ご希望のレッスン方向、お子様やご家族のレッスンイメージや夢などお話し聞かせてくださいね。

教室訪問にいらっしゃいませんか?